
こんにちは!ぽんじりです。
今回は「ほくろ除去」のお話です。
私が実際に除去した実体験をお話しします!
タイトルにもありますが、私の場合は初めて除去をしてから完全にほくろとさよならするまでに10年費やしました。
初めて除去しに行ったのは中学生の時。
(どうしてもとりたい!と親にお願いして連れて行ってもらった)
何故そんなに時間がかかってしまったかと言うと、
顔のほくろだったため除去のタイミングが難しかったのと、選んだ除去の方法が自分のほくろには合っていなかったからです。
そんな自分の体験を元に実際に除去した感想、傷跡は残っているのか、どこで処置してもらったのかなどお伝えしたいと思います!
と言っても、最初に除去を試みたのは約18年前で、完全に除去してからももう8年近く経っているので記憶が曖昧な点も多いです。(もしかして年がバレるかもしれないけど計算しないで欲しい)
ただ、自分と同じようにほくろで悩んでいる方の役に立てるといいなと思い、覚えていることだけでも記事にしようと決めました!
少しでも参考になったら嬉しいです♪
※一個人の経験、感想なので全ての方に同じように当てはまるとは限りません。
その点ご了承ください。
最初に試したのはレーザーでした。
除去したのは顔のほくろです。口元で3㎜くらいの大きさ。
顔のほくろだと傷跡が残りにくいレーザーを選ぶのが大多数だとかで、私もまずはレーザーを試しました。
施術してもらったのは街中の美容外科でした。
レーザー切除はまずほくろ付近に麻酔を打って、レーザーをあてて、という感じでした。
焦げるようなニオイがしてきます!(焼いてるので)
施術自体は数分で終わります。
レーザー直後は患部が真っ赤になりました。
(でも元々あったほくろの形に真っ赤になるので正直パッと見は違和感がない)
その後のケアは処方された塗り薬を使うことと、「日焼けしないこと」でした。
日に当たると色素沈着してしまうとかでかなり念を押されました。
その後、時間をかけて段々かさぶた状態になって、かさぶたが剥がれると「ちょっと赤いかな?」という感じではありますが、ほぼ目立たなくなります。(確か)
ただ、レーザーの難点は再発する可能性があるということです。
根が深いほくろだと何度か除去しないと完全には取り除けないとのことで、私の場合は4回レーザーをあてて、4回とも再発してしまいました。
そんなに大きい訳ではなかったのですが、3歳ごろからあったほくろなのでかなり根が深かったようです、、、。
ただ、私が通っていた所は再発した場合2回目以降の費用はかかりませんでした。
(ちなみに料金は一万円いかないくらいだったと思う。)
再発してもう一度レーザーをあてる場合は、前回から4ヶ月くらい時間をあけないといけませんでした。
しかし、私の場合は4回のレーザーに約5年の月日を費やしました、、、。
何故4ヶ月のスパンですぐに行けなかったのかと言うと、長期間人に会う予定のない時でないと除去しにくかったからです。
レーザーで除去すると、毎回一旦ほくろはなくなります。
ただ再発した場合、じわじわと少しずつ元通りになっていきます。
そうなると周りの人から「どういうこと?」と思われかねないので、夏休みや冬休みなどの長期休暇を狙って通院していました。
そういった理由でどうしても4ヶ月以上時間が空いてしまい、費やした年月の割には除去を試みた回数は少なく、、、という感じに。
ちなみに約5年かけて、計4回レーザーを試した結果は、、、
小さくなるでもなく、薄くなるでもなく、、、、
本当にただ元通りになっただけ、という感じでした。
レーザーまとめ
・日焼けにはとにかく注意!
・施術自体は数分で終わる
・再発した場合、4か月くらい期間を空けないと次のレーザーはできない
・根が深いほくろだと一度ではとりきれないかも
4回目のレーザー除去をして再発してからはもう諦めの境地に入っていたので、ほくろ除去のことは頭から消え去っていました。
でも大学卒業が近づいてきたある日、「このままだとせっかく時間とお金をかけたのが無駄になるな」「タイミングを考えると大学卒業から社会人になる前が最適かも」と、ふと思いました。
とは言っても、また再発したら面倒だな、、、と思いつつ、色々調べていたら目に留まったのが「切除」
メスを使うけど再発はしない、とのこと。
そうだ、方法を変えてみよう、と思いました。
レーザーを途中で辞めればそれまでの費用は無駄になってしまうのですが、「きっぱりこの悩みから解放されたい」という思いの方が当時は強かったです。
近所の皮膚科のHPを調べてみたら、ほくろ除去も行っていることがわかり、すぐに予約しました。
家から一番近い、本当に普通の皮膚科です。周り田んぼ、みたいな。笑
それまで街中の美容外科まで通っていた身としては「ほくろ除去って意外とハードル低かったんだ!」という衝撃は大きかったです。
切除の場合は実際に施術を行う前に一度だけカウンセリングがあり、日を改めて切除、数日後に抜糸、という流れでした。
カウンセリングはどのほくろをどの方法で除去するのかを簡単に確認する、という感じで数分で終わりました。
私の場合はレーザーで何回か除去を試みているけどなかなか無くならない、切除希望、ということをしっかり伝えました。
先生からは、取り逃しがないように念のためにほくろの大きさよりもちょっと大きく切り取るね、みたいなことを言われた、、、気がする。(とても曖昧な記億)
切除だとちょっと跡が残るかもしれないけど、、、みたいなことを言われた、、、気がする。(とても曖昧な記)
実際に傷跡がどうなったかはまた後程。
ちなみに金額ははっきりと覚えていませんが、一万円もいかなかったと思います。
当時大学生だった私でも自分のバイト代で余裕で払えた記憶があるので、、、。
切除当日はレーザー同様、最初に麻酔を打って、数分で終わりました。
(顔だから自分では見れないし、目つぶってるから何がどうなっているか全く確認できないのでめちゃくちゃ適当な説明)
麻酔が効いているので痛みはまったく無かったです。
麻酔が切れた後も特に痛みは感じなかった気がします。と言うか、いつ麻酔が切れたのかも気付かなかった。
問題はこの後!
抜糸までは1週間~2週間くらいの期間が必要だったと思うのですが、抜糸までは患部に白いテープのようなものを貼って過ごしました。
もちろん顔なのでめちゃくちゃ目立ちます。笑
顔でも下の方だったらマスクをすれば隠せると思います。
ただ、私の場合は抜糸までの期間にバイトと飲み会があって、その時だけはどうしてもマスクを使えませんでした。
当然聞かれます。「どうしたの?」
相手もなんとなく察していたとは思いますが、こんなに目立つのに聞かないのも不自然だし、、、という感じだったと思います。
「いや~ほくろとったんですよ!」と明るく言えれば良かったのですが、そんな勇気はなく、
「いや、寝てる間に引っ掻いちゃったみたいで」と言ってやり過ごしていました。
(そんな人いるかな?)
(仲のいい友達には正直に言った!そこまで仲良くない人にはちょっと言いにくいよね、反応に困りそうだし)
そんな感じで、顔のほくろ切除の最大の難点は抜糸までの期間をいかに切り抜かるか、だと思います。
抜糸の処置が終わって、先生から
「これでもう二度とほくろは出てきませんよ。」
と言われた時は本当に嬉しかったです。
長年の悩みからやっと解放された!ここからまた新しい人生が始まる!という清々しい気持ちでした。
私の根深いほくろには最初から切除の方法が合っていたのかなと思います。
顔にあるほくろだとどうしても『顔にメスを入れる』ということに抵抗をあり、嫌煙されがちだとは思うのですが、私の場合は心配していた傷跡は全く気になりません。
よーく見たらちょっと白くなってるかな?というレベルです。
触ったら他の部分とは若干質感が違いますが、こんなピンポイントに誰かに触られることはないので、、、。
傷跡を見て誰かに指摘されたことは一度もありません。
なのでメイクをする時にコンシーラーなどで隠したこともありません。
レーザーを何度も繰り返した経験から「そのうちまた黒くなってきたらどうしよう、、、」と不安でしたが、先生が言った通り、8年経った今も再発する気配は全くありません。
最初から切除にしておけば良かった!と今となっては思いますが、こればっかりは実際にやってみないとどうなるかわからないので難しいですね。
切除まとめ
・再発はしないらしい
・傷跡が残るかも、と言われたけど気にならない程度
ずっと「ほくろ」という言葉を聞くたびに嫌な気持ちになっていました。
自分に向けられた言葉でなくても、です。
ほくろがなかったらもっとうまくいったのかな、と思うことも色々ありました。
でも不思議なもので、そんなに過敏に生きていたのに、今では昔の写真を見て「そういえば顔にほくろあったんだった」とそこでやっと思い出すくらい、ほくろが無いことが当たり前の生活を送っています。
昔のように人の目も気にならないし、以前より性格も明るくなった自覚があります。
ただ、これもまた不思議なもので、あんなに憎かった存在なのにいざいなくなってしまうとちょっと寂しさもあります。
自分のアイデンティティを失ってしまったような感覚といいますか、、、
きっとほとんどの人が私と初めて会った時に「ほくろ」が特に印象に残っていたはずなので、それを失ってしまった自分は今までと別人になってしまったのではないか、という謎の感情。笑
鏡に映った自分の顔を見て、しんみりしてしまったり。
自分の顔を変えてしまったという罪悪感も多少はあります。
でも全く後悔はしていません。
いつまでも「ほくろがなかったら」と思って生き続けるなんて時間がもったいない。
子どもが産まれて最近よく思うのが
「子どもも同じような悩みを抱えたらどうしよう」
私に似てほくろが多い子になるかもしれません。
そして私と同じようにほくろを除去したいと思うかもしれない。
そしたらもちろん否定はしません。
ただ、この言葉だけはしっかり伝えようと思っています。
「そのままでも十分素敵だけどね。」
母は、ほくろを取りたい、と私が告げた時に
「お母さんはそのままでも可愛いと思うけど」
(まあ親だったらどんな子でも可愛いですよね)
と言いつつも、私の選択を否定はしませんでした。
その一言が今もとっても心に残っていて、逆にその一言があったからほくろ除去に踏み切れたのかな、と思います。
ありのままの、ほくろがある自分も受け入れてくれる人がいた、という事実が昔の自分を成仏させてくれたというか。(死んでないけど)
だから私も同じようなことを伝えてあげたいな、と思います。
それでは今回はここまで!
最後まで読んで頂きありがとうございました!
同じように悩みを抱えている方の不安を少しでも取り除けていたら嬉しいです。
ぽんじりでした。
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